アートメイクの脱毛

専用の針で皮膚を染色して描くメーキャップ

脱毛のとき、タトゥーが入っている部分は施術が受けられないことは、エステサロンなどに通った経験のある方は聞いたことがあると思います。

 

脱毛用のライトは色の濃い部分に反応するため、火傷のリスクがあるのですね。では、アートメイクはどうでしょうか。アートメイクは、専用の針で皮膚を染色して描くメーキャップです。眉の薄い人が好みの形に眉を描いたり、唇に色を入れることで健康的なピンク色に染めることもできます。

 

基本的な方法はタトゥーと同じですが、タトゥーは皮膚の深い層に色素を入れるため、人為的に消さなければ消えません。一方アートメイクは、色素を入れるのは、表皮と真皮の間のごく浅い層(具体的には表面から0.01〜0.03mm程度の深さ)なので、皮膚のターンオーバーによって徐々に退色し、数年ほどで消えます。

 

さて、アートメイクをしている方は脱毛を受けられるのか、という問題ですが、サロンの光脱毛を受けるのか、レーザーを使用した医療脱毛を受けるのかで、違ってきます。

 

サロンではほとんどの場合、アートメイクをしている箇所は施術を行いませんし、メイクの周りも施術を避けます。理由はタトゥーと同様に火傷のリスクがあることと、それから、おそらくは火傷になった場合、傷が治って表皮がむけたときに、メイクが薄くなったり欠けたりするリスクもあるのではないかと思います。

 

医療脱毛もアートメイクの部分は処理できません。ただし、光脱毛と違ってメイクの周囲はレーザーを照射してムダ毛処理を行うことが可能です。そのため、たとえば眉をアートメイクで描いたあと、メイクからはみ出た眉毛をレーザーで処理して整える、ということも可能です。

 

もともとアートメイクは医療機関の技術なのです。色を入れるだけでなく、レーザーで色を飛ばして修正する必要もあるため、医療機関にはデリケートな機器と、技術があるわけです。ただし、全部の医療機関がこうした施術ができるわけではありませんので、事前にメールや電話で相談した方がよいでしょう。